日本ハムの大田、真の覚醒がみたい。

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2016年シーズンオフ、巨人から石川選手とのトレードで日本ハムファイターズに移籍した、大田泰示選手。去年は初めて規定打席に到達し、打率は.258ながら本塁打15本、打点46をマーク。今年更なる飛躍が期待されチャンスをもらうも、なかなか爆発できずにいたが、4月24日2ホーマーでついに爆発か?

そもそも大田泰示とはどんな選手?


年度成績

大田選手の通算成績(1軍)
年度 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
試合
3
2
12
21
21
44
60
62
118
19
打席
1
6
28
70
38
74
138
119
457
64
安打
0
0
4
16
5
16
36
23
110
14
本塁打
0
0
0
2
0
2
1
4
15
4
打点
0
0
3
7
2
12
3
13
46
5
盗塁
0
0
0
3
1
4
3
0
5
0
打率
.000
.000
.154
.254
.161
.246
.277
.202
.258
.246
長打率
.000
.000
.192
.444
.161
.431
.354
.377
.417
.526


2018年度は、4月26日終了時の成績です。

大田泰示とは - はてなキーワード

なぜ大田選手に注目するのか?

  • 1、ポテンシャルの塊だから
  • 2、珍しくセカンドチャンスを得たから

1,[ポテンシャルの塊だから]

ポテンシャルは、野球に限らずスポーツ観戦が好きな人間の好きな言葉と言えます。

- あいつのジャンプ力凄いぞ!
- あのスピード半端ねー!
- 何だあのパワーは! 等々。

当然、そういった能力を持った選手が体格も大きかった場合、その評価は更に高まります。

大田泰示選手は、そういった要素(デカい、速い、高く飛べるなどの高性能な運動能力+パワー)を兼ね備えています。何年か前には、元ラグビー日本代表監督エディ―・ジョーンズ氏にはラグビーをやらないか?と誘われたりもしています。マスコミ向けのリップサービスが含まれていたとはいえ、他競技のトップレベルの監督が見て素晴らしいと感じさせる [体格+ポテンシャルの高さ] を持っているということです。


2004年(楽天創設)から2017年までのドラフトで1位指名された高校生野手がどのくらいいるのかデータでみると、全球団合わせてたった16人(そのうち4人は2017年)です。

2004-2017ドラフト1位(高校生野手)
年度 2004 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017
広島
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
中村
阪神
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
DeNA
-
-
筒香
-
-
-
-
-
-
-
-
巨人
-
大田
-
-
-
-
-
岡本
-
-
-
中日
-
-
-
-
高橋
-
-
-
-
-
-
ヤクルト
-
-
-
山田
川上
-
-
-
-
-
村上
ソフトバンク
-
-
今宮
山下
-
-
-
-
-
-
-
西武
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
楽天
-
-
-
-
-
-
-
-
オコエ
-
-
オリックス
-
-
-
後藤
-
-
-
-
-
-
-
日本ハム
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
清宮
ロッテ
-
-
-
-
-
-
-
-
平沢
-
安田

補足:2005-07年は、高校生は分離ドラフトなので含めていません。

これを見ると高校生野手がドラフト1位で指名される選手の希少性がわかりますし、その時点で1位指名される選手のポテンシャルが相当なものだと想像もできます。


2,[珍しくセカンドチャンスを得たから]

日本のプロ野球界はトレード自体が少ないですし、中心はベテランと言われる層の選手達です。私は日本のプロ野球の [おらがチームの選手] という発想は嫌いではありませんが、もう少しトレードが活発化してもいいのではと思います。
特に若い選手はチーム、コーチが変わることで大化けする選手も結構いるはずです。コイツにはうちのチームでは出番がないと予想されるなら、もう少し積極的にトレードに出してあげてよと思います。

大田選手は運よく26歳の時に移籍できましたが、これは稀なケースだと思います。これは巨人と日本ハムが良くトレードをする良い関係を築いているから実現したとも言えます。勿論理想を言えばもう2年早くトレードして欲しかったです。自分達で育てられなかった選手が、他球団で活躍されるのが嫌なんだろうなとは思いますが、球界全体のためにもこの部分は改善策があればいいなと思います。

大田選手に改善してほしい部分

a-1、2球目の狙い球の絞り方
b-1、2打席目の出塁率向上
c- 盗塁の回数を増加させる


前の打席でスライダーを完璧なホームランにされたら、相手バッテリーは次の打席でスライダーを投げにくくなるのが普通です。(裏をかく場合もありますが)
実際、4月20日ソフトバンクとの試合で、大田選手が武田投手のスライダーを引っ張って弾丸ライナーのホームランを打った次の打席、ソフトバンクバッテリーはスライダーを一球も投げずに彼を打ち取りました。大田選手にはこういった場面が多く見受けられます。もう少しだけ狙い球を絞って欲しいです。

今シーズン(4月26日までで集計)、大田選手は1、2打席目はほぼアウトになっています。流石にこれでは栗山監督も使いにくいと思うので、2ストライクに追い込まれた場合は少しスイングをコンパクトにして出塁率を上げた方が良いのではと思うのです。

大田選手は巨人2軍時代に盗塁を28決めた年があるように盗塁に必要な走力は十分に兼ね備えています。日本ハムに来てからはあまり盗塁を試みていないので、もっと積極的な走塁を期待したい。シーズンで20盗塁を。

立ちはだかる壁は?

一番はポジション争うの壁でしょう。

彼が守る外野には現状絶対的な選手が2人(近藤選手と西川選手)、日本ハムには存在しています。そうすると残るポジションは2つ(残りの外野とDH)しかありません。その2つを松本選手、岡選手、アリシア選手で争っている状態と言えます。

DHには新助っ人外国人選手アリシアが入ることが多いので、外野の1つのポジション(ライトかレフト)を3人で争っています。松本選手も大田選手と同様に去年初めて規定打席数をクリアーし、打率.274 の成績を残していますし、岡選手には大田選手以上の守備範囲の広さ、肩の強さ、足の速さ+走塁の上手さがあります。

さらに中田選手が最近、外野の守備練習をしているそうです。(清宮選手が1軍に上がってきた時のためと考えられます)

去年の結果から若干、ポジション争いでリードしていますが、もし不調が続きそのタイミングでライバルが絶好調になれば出番は必然的に減っていくでしょう。

そのためにも上で書いた1、2打席目の出塁率を上げつつ、3、4打席目で長打の確率を上げるのが大事かなと思います。

元ヤクルト、楽天等の監督だった野村さんが「遠くに飛ばす、速い球を投げるっていうのは教えられるものじゃないんだ」と言っていました。球場で味わうホームランの余韻は他のものに代えがたい素晴らしさがあります。

大田選手もっと爆発して真の覚醒を果たしてくれ!!オールスターまでに15本塁打、シーズン終了時に30本塁打を期待したい。

[追記]

4月26日以降 +5ホームランで5月9日終了段階で9本塁打! 1、2打席目のヒット、ホームランも出始めて非常に良くなってます。10号ホームランを放ってから結果が出ていないだけでなく内容がよくない。狙い球を絞ろう。